今回は、リーンスタートアップに関してです。

人間、特に日本人は、何か新しい事を始める際に、計画に時間を使いすぎてしまう事が非常に多いです。

ですが、新しい事を始める際は、計画に時間をかけ過ぎる事は無駄であり、もったいないです。

そんな計画に時間を割いてしまいがちな人にオススメする方法が「リーンスタートアップ」という方法です。

 

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リーンスタートアップとは?

リーンスタートアップという言葉を初めて耳にする方はいらっしゃるでしょうか?

言葉の意味は以下の通りです。

リーンスタートアップ(=Lean startup)
綿密な計画を行なわず、コストを抑えた、試作のサービス、試作の商品、最低限の機能のみを搭載した試作品を消費者(サービス利用者)に提供して、反応を観察する方法。
試作物に、消費者が求める機能などは後から追加・改善し、再度顧客に提供。
これを繰り返すことで品質の高いものを作り出す方法。
これがリーンスタートアップとなります。
例えば、大手のSNSのフェイスブックは、最初は主にプロフィールの掲載、文章・画像投稿など最低限のものしかありませんでした。そこにフェイスブックページなどの商用ページ、グループ機能、動画コンテンツ、VR、短文掲載時の背景画像挿入などなど、様々な機能が追加されて今に至ります。
もともと、大学内での情報共有ツールとして使われたフェイスブックは、利用者の増加と環境の変化に合わせて、どんどん新しくなっていきます。
これが、現代社会で、1年以上かけて計画したらどのようになるでしょうか?
例えば、今計画したら、世の中の環境は1年たっても大きく変化しています。
通信環境の変化、通信会社の新しい電波帯の獲得、新しい技術の誕生、新しいアルゴリズムなど、1年前の計画では、何も対応できなくなってしまいます。
新しい事を始めるという事は、今とちょっと先の未来を予想してスピーディに運営をする事が求められます。
そのくらい、テクノロジーの変化は激しいです。

テクノロジーの変化の実感をしましょう

テクノロジーの変化の実感があまりわかないという方に、新しいものに疎いかたにもわかりやすく実感していただきます。

2011年:3G回線の普及

2011年に3G回線(第3世代移動通信システム)が普及しました。

これにより何が普及したかと言うと、「スマホで画像の少ないPC用のサイト閲覧が快適に」なりました。

結果、文章がメインのフェイスブック、ツイッターなどが流行り始めました。

しかし、2011年では、まだスマホの普及率はまだ「9.5%」でした。

iPhoneはiPhone4の世代ですね。

iPhoneに対して、世間の評価は、「赤外線が無いケータイが流行るわけがない」「お財布ケータイの無いケータイが流行るわけが無い」「ボタンの無いケータイは操作がしづらい(ノールックタイピング出来ない)」など評価は低かったです。

 

2012年9月ソフトバンクモバイルが3.9G(LTE)回線を開始

2012年9月にソフトバンクモバイルが4G回線を開始しました。

これによって、WEBサイトの画像の読み込みが非常に速くなり、スマホでのブラウザ利用が活発になりました。

3G回線では、ブラウザでWEBサイトを検索しても、訪れたサイトに画像が多かったとき、なかなか表示されなかったのは、いい思い出です。

ちなみに2012年のスマホの普及率は「約18%」でした。

 

2013年9月20日docomoがiPhone5S・iPhone5Cを発売開始、docomo初のiPhone

ドコモが初めてiPhoneを取り扱い始めました。

ドコモの参入でスマホ普及率は「約48%」にまで膨れ上がりました。

 

3.9Gの普及とギガ上限の上昇

2014年あたりから3.9G回線が普及しました。

その結果、新しいSNSが人気になりました。

それは「instagram」です。

写真メインのinstagramの登場は2010年でした。

しかし、当時は、回線が3Gだったり、ギガ上限がかなり少なく、まったく普及しませんでした。

日本語対応したのも2014年ということもあり、2014年から大きく普及しました。

 

2018年Youtube見放題プランの誕生と浸透

ちょっと話題は飛びますが(思い出せない)今年になって、通信会社各社からYoutube見放題プランが登場しました。

Youtubeの利用率もどんどんあがりました。

 

テクノロジーの進歩は雪だるま式

このようにテクノロジーの進化はとても早いです。

それは、新しいプラットフォームが出来ると、その効果を相乗させる周りのサービスも増えるからです。

最初は小さな雪のかたまりが、周りの雪を巻き込む事で、いとも簡単に大きな雪だるまになるのと一緒なんです。

だからこそ、この時代にリーンスタートアップは重要な項目です。

 

先ほどの事例で、2011年に「スマホは流行らない、日本人には向かない」という世論から、「計画を練って2016年にガラケ用の画期的なサービスを完成させる」みたいなプロジェクトをもししていたら、失敗しますよね。

未来を予測するのは、とても難しいです。

だって、ほとんどの人が、赤外線、お財布ケータイ、文字ボタンが無いという理由で、iPhoneなんか流行らないと思っていたのですから。

 

だからこそ「リーンスタートアップ」です。

 

わかりやすい「リーンスタートアップの事例」

ここでわかりやすいリーンスタートアップの事例を挙げます。

「テスラの自動運転」です。

今、自動運転が話題ですよね。

テスラは、自動運転のシステムで覇権を握ろうとしています。

そんなことはさておき、テスラのリーンスタートアップは、「自動運転プログラムをアップデートできる」という点です。

2018年8月に衝撃のニュースを耳にしました。

「テスラ自動運転システムのアップデート版を配布」

こんな感じのタイトルです。

簡単にいうと、必要なセンサーのついている車をすでに持っている人は、新しいオートパイロットシステムにアップデートしましたよ。アップデートしてください。

というものです。

以前までの常識で考えたら、次の車のモデルから新しいシステムが導入されると思うじゃないですか?

それが、システムが出来上がる前に買っていた車を持っていても、そのオートパイロットに必要なセンサーだけ搭載されていたら、後から車の性能をバージョンアップできるんです。

これってまさにリーンスタートアップだと思いませんか?

実際にあった事故の対策や、赤信号・一時停止の対応などが追加されたんです。

 

市場に出してから必要になると考えられる物を後だしで提供できる。

 

非常にスピーディにことが進みます。

 

テクノロジーは、ほぼ毎日新しいものが生み出されます。

このスピードに対応するには、リーンスタートアップが非常に有効になります。

 

計画大好き日本人は、世界から技術面で置いていかれました。

iPhoneのこのパーツを作っているのは日本の○○なんだって!すごい!というような話題もあがったりしますが、パーツの制作なんて、代用が生まれたら取って代わられますし、そもそもiPhoneを作っているほうがすごいのは間違いないです。(自分自身が出来るとはいっていない)

 

1回計画に時間を割きすぎることを止めてまずは一歩前に進むのはどうでしょうか?